スズキ本社 | |||||||||
種類 | 株式会社 | ||||||||
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市場情報 |
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本社所在地 |
日本 〒432-8065 静岡県浜松市南区高塚町300 | ||||||||
設立 |
1920年(大正9年)3月15日 (鈴木式織機株式会社) | ||||||||
業種 | 輸送用機器 | ||||||||
法人番号 | 8080401002431 | ||||||||
事業内容 | 自動車製造など(車種一覧を参照) | ||||||||
代表者 |
鈴木修(代表取締役会長) 原山保人(代表取締役副会長) 鈴木俊宏(代表取締役社長(CEO&COO)) | ||||||||
資本金 |
1,380億1,400万円 (2016年3月31日現在) | ||||||||
発行済株式総数 |
5億6,104万7,304株 (2016年3月31日現在) | ||||||||
売上高 |
連結:3兆1,806億5,900万円 単体:1兆6,095億6,500万円 (2016年3月期) | ||||||||
営業利益 |
連結:1,794億2,400万円 単体:691億2,700万円 (2015年3月期) | ||||||||
純利益 |
連結:968億6,200万円 単体:512億4,800万円 (2015年3月期) | ||||||||
純資産 |
連結:1兆7,013億9,000万円 単体:9,377億6,700万円 (2015年3月期) | ||||||||
総資産 |
連結:3兆2,528億円 単体:2兆965億4,500万円 (2015年3月期) | ||||||||
従業員数 |
連結:5万7,409人 単体:1万4,571人 (2016年3月31日現在) | ||||||||
決算期 | 毎年3月31日 | ||||||||
主要株主 |
日本マスタートラスト信託銀行(信託口):5.4% 東京海上日動火災保険:4.1% JPモルガン・チェース・バンク 380055:4.0% 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口):3.9% 三菱東京UFJ銀行:3.6% 静岡銀行:3.3% りそな銀行:2.9% 損害保険ジャパン日本興亜:1.8% 新日鐵住金:1.8% ザ バンク オブ ニューヨーク - ジャスディック ノン トリーティー アカウント:1.6% (2015年9月30日現在)[1][2][3] | ||||||||
主要子会社 |
スズキビジネス スズキ二輪:100% スズキ自販東京:100% スズキ自販浜松:100% スズキ自販近畿:100% スズキ自販山口:100%など (いずれも連結子会社) | ||||||||
関係する人物 | 鈴木道雄(創業者) | ||||||||
外部リンク |
www | ||||||||
特記事項:1954年6月に鈴木式織機株式会社から鈴木自動車工業株式会社へ商号変更。1990年10月に鈴木自動車工業株式会社からスズキ株式会社へ商号変更。 | |||||||||
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スズキ株式会社(英語: SUZUKI MOTOR CORPORATION)は、日本の四輪車および二輪車のメーカーである。
四輪車の世界販売台数は第10位[4]、国内販売台数は第3位[5]。二輪車では販売台数においては国内第3位である。また、船外機では、販売台数世界第3位である[6]。
大工から身を起こした鈴木道雄により、1909年に織機メーカー「鈴木式織機製作所」として創業。当初の木製織機からのちには金属製自動織機の生産へ移行し、企業規模を拡大すると共に、精密機械の加工ノウハウを蓄積した。 しかし、近代化された力織機はいったん織物工場に納入されると長年月の稼働が可能な耐久商品で代替需要が小さく、将来の販路飽和が予見されたことから、機械技術を活かした多角化策として、早くから自動車産業への進出検討を始めていた。 創業者の鈴木道雄は120以上の特許ー実用新案を取得した発明者でもあった。その名前がそのまま社名になった。ロゴの制定は1958年で、美術系の大学生に呼びかけて候補を募った。300余点の候補のなかから手銭正道のデザインが選ばれた[7]。
戦前から自動車開発の企図を持ち、オースチン・セブンのコピー車製作などを試みていたものの、本格的な参入は1950年代初頭の自転車補助エンジンブームを機にオートバイ開発に乗り出した1952年からである。更に1955年には四輪軽自動車分野にも進出し、以後、小型オートバイと軽自動車分野をメインに、日本の小型自動車業界での地歩を築いた。
四輪車は軽自動車や小型車などを主力としている。軽自動車の分野では、1973年から2006年までの34年間にわたり販売台数日本一を誇り、マツダや日産自動車、三菱自動車工業へのOEM供給も行っている。社団法人全国軽自動車協会連合会の発表した2006年度(2006年4月 - 2007年3月)軽四輪車新車販売台数速報[8]によれば、長年競い合ってきたダイハツ工業に1位の座を譲った(ダイハツ61万6206台、スズキ60万5486台)、なお同社は2006年にスイフトやSX4などの小型車の強化を表明しており、生産能力確保の為には軽No.1にはこだわらず、軽生産の縮小も辞さないという姿勢を打ち出している、しかし、2014年は同年1月に発売を開始したクロスオーバーSUV型のハスラーが発売初年で10万4233台とヒット車種となったことで軽乗用車販売台数の大幅アップ(2013年比15.9%増)に貢献し、同協会による2014年の軽四輪車新車販売速報[9]ではダイハツ工業(70万6288台)を2795台上回る70万9083台となり、8年ぶりに軽自動車年間販売台数No.1の座を奪還した[10]。
2014年度における四輪車の販売台数は国内では第3位で、世界では第10位[11]。特にインド市場で強みを発揮しており、インドにおける自動車シェアの(年間販売シェアのうち)54%はスズキが占めている。2002年にインド政府との合弁会社マルチ・ウドヨグをマルチ・スズキ・インディアとして子会社化し、連結経常利益の4割を占めている。
東京商工リサーチ浜松支店が2016年5月18日に発表したところによると、日本国内の仕入れ先は5372社で、そのうち一次仕入れ先は1154社、二次仕入れ先は4218社であり、一次仕入れ先の約半数である506社が静岡県内の企業で、数としては一位を占めている。またそれとは別に、一次仕入れ先の過半数は資本金5000万円未満の企業である[12]。
メーカー出資の子会社ディーラーは「スズキ自販○○」(○○には都道府県名が入る。例:スズキ自販東京)という社名になっているケースがほとんどである。
自動車以外ではモーターサイクル、モーターボート(スズキマリン)、船外機、発電機、リース/クレジット事業(スズキファイナンス)、住宅(スズキハウス)、ワイン、はちみつ、保険の販売やカー用品事業(オートリメッサ)、ガソリンスタンド、ゴルフ場の経営なども手がける(これらのほとんどは関連会社のスズキビジネスが担当)。
取引銀行は、三菱東京UFJ銀行、静岡銀行、りそな銀行である。
2014年3月現在の本社所在地である静岡県浜松市南区高塚町300番地は、1991年5月1日の自治体合併前まで浜名郡可美村であったが、各種広報では「浜松市外高塚」と記していた時期も有った。
スズキ株式会社は2020年に創立100周年を迎える国内自動車メーカーの中でも歴史の長い名門企業である。
「人と同じ事はやらない。やるなら世界一を目指すのがスズキ」の企業風土がある[33][34]。
二輪車の分野では1980年代に爆発的な人気となったレーサーレプリカの第1号としてRG250ガンマ(2サイクル)を発売した。
50 ccのレーサーミニとしてGAG(4サイクル)を発売した(ジョーク・バイクとして発売されたGAGの後追いとして他社から出たものは、完全な「レーサーミニレプリカ」として発売されたため、レーサーミニの第1号であるGAGは短命に終わる)。
今日、特に欧州で人気の400 ccや650 ccのビッグスクーターの第一号もスズキによって発売された。それ以前にも250 ccのスクーターはホンダなどにより既に発売されていたが、それはあくまで(高速道路も走る事ができる、50 ccや125 ccの標準的な排気量のスクーターから見れば)「巨大化したスクーター」としてのみ認知されていた。それをスクーターとしては異例な400 ccの大排気量エンジンを搭載し、さらに巨大な650 cc(スクーターとしては、発売当時世界最大の排気量であった)というエンジンを載せてビッグスクーター=プレミアム・スクーター(高価格ではあるが、四輪車の十分な代用となり高性能である、といったような複合的要素)という図式を作り上げた。これによりビッグ・スクーターは上記の1980年代のレーサーレプリカと同じように人気となる。
馬力競争にも積極的に参加し、スズキの車種の出力が後の業界自主規制値の発端となった例も多い。例として、二輪車250 ccクラスの45馬力(RG250ガンマ)、同400 ccクラスの59馬力(GSX-R)、軽自動車の64馬力(アルト・ワークス)、欧州のバイクにおけるスピードリミッター装備とスピードメーターの300 km/h目盛自粛(ハヤブサ)が挙げられる。
その一方でジムニーやキャリイの各2サイクルエンジンを1980年代中半頃まで使用し続けたり、Keiは登場から11年間程発売され、ジムニーは登場から10年程(現行型となる3代目は15年程)経過した車種でありながら改良を重ねつつ生産・発売し続けたり、ソリオ(旧・ワゴンR+ → ワゴンRソリオ)は2010年にフルモデルチェンジされるまで11年間も生産・販売し、ワゴンRとスイフトは3代続いてキープコンセプトである(前者は初代から3代目、後者は2代目から現行型となる4代目)など、4輪に関しては保守的な面もある。しかし、初代ワゴンRのスタイルが登場したその軽トールワゴンというコンセプトは当時は非常に革新的で、軽トールワゴンという新たなジャンルを開拓した。 また最近ではスズキ・ソリオが新たなコンパクトハイトワゴンというジャンルを切り開き、爆発的なヒットになった。
日本国内の自動車の販売網は「スズキ店」と、小型車をメインに扱う「スズキアリーナ店」(2000年4月より発足)の2ディーラー体制であり、更にその下に「副代理店」「業販店」というサブディーラーが存在している。
日本国内のサブディーラーは各地域ごとの「スズキ自販」会社が統括しており、日本に5万店ある「業販店」の中でも販売実績の多い店を「副代理店」としている。スズキでは、それらサブディーラーの販売比率が7割以上を占めている。各地域ごとの「スズキ自販」会社は、一般顧客向けの販売と同時にサブディーラーへの卸会社としての機能も持っている。
日本国内での販売店は、町の自動車整備工場や中古車販売店が大部分を占めている。
インド市場においては、マルチ・スズキ・インディア主導により、2015年より上級車チャネル「NEXA(ネクサ)」が立ち上げられ、既存のマルチ・スズキディーラーよりも上質感と高級感を訴求し、高価格帯車種を中心に取り扱っている。
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