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手押し車 (11397 views - Consumer products)

手押し車(ておしぐるま)は手押し式の運搬台車。山道や畑や工事現場などで農作物や資材を運ぶのに利用される。道路交通法上は軽車両に分類されている。引っ張るリヤカーとは使用する向きが逆であり、構造も異なる。発祥は古代中国の木製の手押し車・木牛だといわれている。 手車(てぐるま)ともいう。 荷物(あるいは時と場合によっては乳幼児、負傷者など)運搬用が主であるが、乳幼児の玩具的性格を持つ手押し車もある。 日本の道路交通法上、荷物運搬専用の手押し車は、軽車両である。
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手押し車

手押し車

手押し車

Licensed under GNU Free Documentation License (Ildar Sagdejev (Specious)).

手押し車(ておしぐるま)は手押し式の運搬台車。山道や畑や工事現場などで農作物や資材を運ぶのに利用される。道路交通法上は軽車両に分類されている。引っ張るリヤカーとは使用する向きが逆であり、構造も異なる。発祥は古代中国の木製の手押し車・木牛だといわれている[誰?]

手車てぐるまともいう。

荷物(あるいは時と場合によっては乳幼児、負傷者など)運搬用が主であるが、乳幼児の玩具的性格を持つ手押し車もある。

日本の道路交通法上、荷物運搬専用の手押し車は、軽車両である。

荷物運搬専用の手押し車

1輪

車輪が1つのものは孤輪車こりんしゃ[1]または一輪運搬車[2]という。また、単に一輪車ともいうが、乗車遊具の一輪車と区別するため工事用こうじようあるいは農作業用のうさぎょうよう一輪車と呼ぶこともある。さらに、2輪車を含めて、猫車ねこぐるまねことも呼ばれる。理由は、木製であった頃、把っ手の部分の加工がの手のように見える形状であったからである。猫のように狭いところに入ることが出来ることから来ているという説もあれば、また猫のようにゴロゴロと音を立てることを起因するとする説、裏返した姿が猫の丸まっている姿に似ているからとする説もあるが、いずれも根拠が薄い[3]。ドイツでは手押し車を俗にKipp-Japaner (日本人) と呼ぶ。 

構造

車体の前部には車輪が、後部には取っ手があり、これを押すことで前方に進む。近年主流の後部開放式ラダーフレームはおもに薄肉鋼管で出来ているが、アルミニウム管を使ったものもある。U字に車輪を取り巻くように曲げた鋼管で、荷台枠兼フレームの前方寄り下部に車輪を設置している。取っ手と車輪の間の下部には、薄肉鋼管やL字鋼製の固定式スタンドがある。

山間地や下りの急勾配での運搬作業用として、自転車の後輪についているようなバンドブレーキを装備し、そのレバーが右左どちらかの取っ手に付いているものもある。

タイヤゴムのチューブ式のものが多いが、過酷な使用や屋外への放置でのパンクが多いため、近年ではノーパンクタイヤを装備したものもある。

荷台は、一般型は1m程度四方深さ30cm程度の鋼板プレス製のものが取り付けられ、蝶ねじ1本で留められているため工具がなくとも取り外しができる。荷台の大きさは、一才や二才といった表示(一は1立方、約0.027826㎥)で区別される。工事現場でよく見かけるものは、砂やセメントを運ぶのに適した深底になっている。こちらはやや肉厚の鋼板で、取り外しは考えられていない。

二輪以上を装備する荷車に比べると直立安定性は悪いため、不慣れな場合にはひっくり返すこともよくあるが、車幅よりも狭い足場を通すことができたり、車輪を中心にしてその場で方向転換できる、進行方向に対して左右に傾斜している場所でも車体の水平を保つことができるなど取り回しの自由度が高いため、熟練すれば二車以上の荷車よりはるかに便利に使える。

2輪以上

工事用1輪車の2輪版は、1輪車よりも広く平らな荷台を備えるが、特に積載安定性は高くなく、悪路走破性はむしろ悪いため、1輪車ほどには普及していない。

乳幼児用の手押し車

乳幼児用の4輪車のうち、乳幼児が乗車するものではなく、手押し車の形態のものをさすことがある。荷物運搬用と言うよりは、乳幼児の玩具的性格の方が強い。

道路交通法上、乳幼児の用の手押し車は、一般的には歩行者扱いと考えられる。

外見上手押し車のもの

以下は外観や構造上は手押し車であるかまたは類似しているが、機能的には、本項目に挙げているような荷物運搬専用、または乳幼児の玩具的手押し車ではない。これらは、道路交通法上、歩行者扱いと規定されている。

  • 歩行補助車
    • シルバーカー - 高齢者向けの手押し車であって、荷物の運搬を主眼とするもの。歩行補助の目的ではなく体重を掛ける設計になっていない。介護保険の対象外。
    • 四輪歩行車  - 高齢者向けの手押し車であって、歩行の補助を主眼とするもの。歩行器ほどでは無いがある程度体重を掛けられる設計になっている。介護保険の対象。

脚注

  1. ^ この名称は国税庁の「収支内訳書(農業所得用)の書き方」にある「主な減価償却資産の耐用年数表」の「運搬用機具」の欄の例示に用いられている名称である。参考として収支内訳書(農業所得用)の書き方7ページ参照
  2. ^ 意匠分類定義カード(G2) 特許庁
  3. ^ 猫車の真正の語源について 2017 安田女子大学現代ビジネス学会誌第5号

関連項目



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