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フタル酸ジブチル (13514 views - Material Database)

フタル酸ジブチル(フタルさんジブチル、Dibutyl phthalate、略号:DBP)は広く利用されている可塑剤で、接着剤や印刷インクの添加剤としても利用される有機化合物である。 芳香のある油状液体で、アルコール、エーテルあるいはベンゼンなど様々な有機溶媒に溶解する。消防法に定める第4類危険物 第3石油類に該当する。 DBPは2006年11月にカリフォルニア州法案65(1986)の催奇形が疑われる化合物リストに掲載された。また、内分泌かく乱物質の疑いもあり、ネイルポリッシャーの成分に使用されていたが2006年秋よりネイルポリッシャーへの利用が削減されつつある。 中国の白酒の一部に加えられていることが問題となっている。
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フタル酸ジブチル

フタル酸ジブチル

フタル酸ジブチル
フタル酸ジブチル
識別情報
CAS登録番号 84-74-2
PubChem 3026
EINECS 201-557-4
KEGG C14214 
RTECS番号 TI0875000
特性
化学式 C16H22O4
モル質量 278.35 g/mol
外観 無色もしくは淡黄色の油状液体
密度 1.05 g/cm3(20 °C)
融点

-35 °C

沸点

340 °C

への溶解度 0.013 g/l
log POW 4.72
危険性
主な危険性 環境汚染 (N), 有害 (Xi)
NFPA 704
1
1
0
Rフレーズ R50 R61 R62
Sフレーズ S45 S53 S61
引火点 157 °C c.c.
発火点 402 °C
爆発限界 0.5 - 3.5%
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

フタル酸ジブチル(フタルさんジブチル、Dibutyl phthalate、略号:DBP)は広く利用されている可塑剤で、接着剤や印刷インクの添加剤としても利用される有機化合物である。

芳香のある油状液体で、アルコールエーテルあるいはベンゼンなど様々な有機溶媒に溶解する。消防法に定める第4類危険物 第3石油類に該当する[1]

DBPは2006年11月にカリフォルニア州法案65(1986)の催奇形が疑われる化合物リストに掲載された。また、内分泌かく乱物質の疑いもあり、ネイルポリッシャーの成分に使用されていたが2006年秋よりネイルポリッシャーへの利用が削減されつつある。

中国白酒の一部に加えられていることが問題となっている[2]

製造

DBPはn-ブタノールと無水フタル酸とをそのままエステル化反応させて製造する。

脚注

  1. ^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)
  2. ^ 北村豊「銘酒「酒鬼酒」を襲った可塑剤混入事件」」2012年12月7日、日経ビジネスオンライン、2016年9月17日閲覧

関連項目



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