A5 (Audi A5)は、ドイツの自動車メーカーアウディが製造・発売する中型乗用車。アウディ・A4(4代目)のクーペ仕様として、2007年に公開・発売された。ドイツ南部にあるアウディのインゴルシュタットの工場で生産されたモデルの一つである[1]。
アウディ・A5 | |
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クーペ3.2FSIクワトロ フロント リア | |
販売期間 | 2007年 - |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ |
2ドア クーペ 2ドア カブリオレ 5ドア ハッチバック |
エンジン |
1.8L 直4 DOHC TFSI 160PS/25.5kgf·m 3.2L V6 DOHC FSI 265PS/33.7kgf·m 2.7L V6 TDI 190PS/40.8kgf·m 3.0L V6 TDI 240PS/51.0kgf·m 4.2L V8 DOHC FSI 354PS/44.9kgf·m |
駆動方式 | FF/4WD |
変速機 | 6速MT、7速DCT、CVT |
サスペンション |
前: 5リンク 後: トライペゾイダル・リンク |
全長 | 4,625mm |
全幅 | 1,854mm |
全高 | 1,372mm |
ホイールベース | 2,751mm |
車両重量 | 1,535kg |
先代 |
アウディ・80クーペ アウディ・A4カブリオレ |
-自動車のスペック表- |
4代目アウディ・A4(B8型)からの派生車種である。アウディ・80をベースとしたアウディ・クーペが絶版となった1996年以降、初めての4シータークーペとして2007年にデビューした。そのスタイリングは2003年のジュネーブショーに出品された「アウディ・ヌヴォラーリ」に近く、そのデザインはイタリア人デザイナー、ワルテル・デ・シルヴァ(Walter de'Silva)[2]、もしくは和田智による作品[3]とされる。
エンジンは、ガソリンエンジンが1.8L直4TFSI170PSと、3.2L V6FSI265PSの2種と、ディーゼルエンジンが2.7L V6TDI190PS、3.0L V6TDI240PSの2種の計4種。これらのエンジンは従来どおり縦置きに搭載されるが、その位置は3代目アウディ・A4(2007年モデル)に対し約100mm後方に移動され、重量配分の改善が計られている。新たに設計されたプラットフォームは「MDS」と呼ばれ、2007年8月に発表された4代目アウディ・A4と共通である。
トランスミッションは、6速MTと7速Sトロニック(DCT)、マルチトロニック(CVT)が搭載されている。
派生車種として、オープンカーであるA5カブリオレが2009年より追加販売された。アウディ・A4(2代目)カブリオレの後継モデルにあたる。
日本市場へは同年7月、3.2FSIクワトロが導入された。価格は784万円からであり、販売の約8割が東京という、都市部偏重の需要予想が明らかにされた[5]。前身となるモデルとしてA4カブリオレがあったが、日本ではモデルサイクル途中の2006年から販売中止となっていた。
2013年より、大相撲本場所の優勝パレードカーとして使用される。名古屋場所以外の5つの場所で使用される予定である[6]。
2015年からは千葉マリンスタジアム(QVCマリンフィールド)のリリーフカーとしても使われている。
ドイツで2009年9月から発売された5ドアハッチバックであるA5スポーツバックが、日本においても2010年1月13日より発売が開始された。
なお2.0TFSIにSトロニックとクワトロを組み合わせた1グレードでの展開となっている。 価格は575万円である。(Sラインの設定あり)
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