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UEFAチャンピオンズリーグ | |
---|---|
開始年 | 1955年 |
主催 | UEFA |
地域 | ヨーロッパ |
参加チーム数 | 32 |
前回優勝 |
レアル・マドリード (12回目) |
最多優勝 |
レアル・マドリード (12回) |
サイト | 公式サイト |
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UEFAチャンピオンズリーグ(英: UEFA Champions League)は、欧州サッカー連盟(UEFA)の主催で毎年9月から翌年の5月にかけて行われる、クラブチームによるサッカーの大陸選手権大会である。CL、UCLとも略記される。1955年にユーロピアン・チャンピオン・クラブズ・カップ(European Champion Clubs' Cup、略してEuropean Cup)の名称で始まった。当初は各国リーグの優勝クラブの大会だったが、1990年代に参加クラブ数、資格が拡大された。
欧州クラブシーンにおける最も権威ある国際大会であり[1][2]、各国リーグ戦の上位クラブが総登場することから世界的な注目を集める。世界中の名選手が欧州に集中する現在のサッカー界においては、事実上世界一レベルの高いクラブチームのコンペティションと看做されており、FIFAワールドカップと並んで世界中のサッカー選手が憧れる大会、目指すタイトルである。
決勝のテレビ視聴者は毎年1億人を越え[3]、ここ数年はアメリカNFLのスーパーボウルを上回り、毎年行われるスポーツイベントとしては、世界一の視聴者数を誇るとされる(2013年の決勝の推定視聴者数は全世界で平均1億5000万人)。勝ち上がるごとにクラブには莫大な収益がもたらされ、優勝クラブは名実共に欧州一の称号を得られることから、自国のリーグ戦よりもこちらで勝つことを優先しているクラブも数多い。[要出典]
1960年から2004年まで、本大会の勝者はインターコンチネンタルカップに参加し、南米大陸のコパ・リベルタドーレス勝者と対戦した。2005年以降は、FIFA主催のクラブワールドカップへの出場権を自動的に得ることになっている。
本大会は1955年に、フランスのスポーツ誌レキップの記者・編集者だったガブリエル・アノの提案によって開始された[4]。これは、1948年の南米クラブ選手権(南米各国の国内クラブ王者による大会)の大成功に着想を得て企画された[5]。1950年代に行われた親善試合を受けてウルヴァーハンプトン・ワンダラーズが「世界チャンピオン」であるとする英国マスコミによる宣言に対する反応として、アノは全ヨーロッパ大陸のトーナメントを実現するようUEFAを最終的に何とか説得。1955年に第1回大会が開催された。 大会の正式名称は「ヨーロピアン・チャンピオン・クラブズ・カップ European Champion Clubs' Cup」であったが、大抵の場合単純に「ヨーロピアン・カップ」と呼ばれた[6]。
当初は各国リーグの優勝クラブのみが出場するホーム&アウェーの2試合の合計スコアで争われるノックアウト方式の大会だったが、1990年代に入ると下記のように大会形式が次々と変更されていった。
UEFAに加盟する各国地域内での前年度リーグ戦の上位クラブが参加できる。国別の出場枠およびどのレベルから参加できるかは、UEFAランキングのカントリーランキングで決まる。
(1)UEFAランキング1位〜3位の国の上位4クラブ
(2)UEFAランキング4位〜6位の国の上位3クラブ
(3)UEFAランキング7位〜15位の国の上位2クラブ
(4)UEFAランキング16位以下の国の1位クラブ
(5)前年度UEFAチャンピオンズリーグ優勝クラブ
(6)前年度UEFAヨーロッパリーグ優勝クラブ
ただし1か国から出場できるのは最大5クラブまでである。
従って⑤⑥のクラブがUEFAランキング1位〜3位の同一国から出て、かつ両クラブとも前年度国内リーグの成績が5位以下であった場合、その国の前年度リーグ4位クラブは出場資格を失い、ヨーロッパリーグ出場権を得る事になる。
(前年度CL優勝クラブの国内リーグ成績が本大会出場権獲得圏内の場合、前年度EL優勝クラブが予選を免除され、本大会の出場権を得る。 前年度EL優勝クラブの国内リーグ成績も本大会出場権獲得圏内の場合、UEFAランキング13位の国の優勝クラブが予選を免除され、本大会の出場権を得る)
予選は優勝チーム予選と上位チーム予選の二つのルートで行われる。どのラウンドも1対1のホーム&アウェー方式で行われる。組み合わせ抽選は、シーズン開幕時に確定したクラブ・ランキングに従ってシード分けした上で行われる。前年度EL優勝クラブが本大会出場権を獲得していない場合は、プレーオフから参加する(ランキング13位以下の国の優勝クラブの場合は優勝チーム予選プレーオフへ、そうでない場合は上位チーム予選プレーオフへ回る)。
ランキング13位の国の優勝クラブが予選免除になった場合や、CL・EL前年度優勝クラブがランキング13位以下の国の優勝クラブだった場合などは、枠組が変動する。
CL前年度優勝クラブの国内リーグ成績が上記に該当する順位だった場合や、EL前年度優勝クラブが参加する場合などは、枠組みが変動する。
予選3回戦で敗退したチームは、ELのプレーオフに進出する。また、予選プレーオフで敗退したチームは、ELのグループリーグに回る。
グループリーグは32クラブを4クラブ×8グループに分ける。ホーム・アンド・アウェー方式の2回総当りで争い、各組2位までの16チームが決勝トーナメントに進む。また、グループリーグ3位のチームはELの決勝トーナメントに回る。そのうちの上位4チームは、ELグループリーグの首位とともに、決勝トーナメント1回戦でシードされる。
勝ち点が同じチームが出た場合の順位の付け方は以下の順に順位が付けられる。
決勝トーナメントは16クラブによるホーム&アウェー方式によるトーナメントで、2試合の通算得点が同じ場合はアウェーゴールの多い方が勝者となる。それでも勝者が決まらない場合は、2試合目の試合後に前後半15分の延長戦を行う。 延長戦後、得点数が同数であった場合にもアウェーゴールが適用され、アウェークラブが次のラウンドに進出する。 延長戦で両軍とも無得点の場合はPK戦で勝者を決定する。
準々決勝以降は再度組み合わせ抽選を決勝戦開催地(2009-10シーズン以降はスイスのニヨン)にて実施、そこで前年優勝クラブから優勝カップを返還する。
決勝戦は事前にUEFAにより決定された試合地での1試合決着とし、90分で決しない場合は延長戦を行い、さらに決しない場合はPK戦となる。
開催日は概ね火曜日・水曜日。決勝戦は5月の最終水曜になることが多かったが、2009-10シーズンから土曜開催になった。
グループリーグでは、まず32クラブを8チームずつ4つのポットに分ける。前シーズン優勝チームおよびUEFAカントリーランキングの上位7か国の優勝チームをポット1に、残りのチームをUEFAクラブ係数に基づいてポット2~4に振り分ける。なお、前シーズン優勝チームが上位7か国の優勝チームである場合は、カントリーランキング8位の優勝チームがポット1に入る。そのポットから1クラブずつ選び4クラブが1つのリーグに入る。その際に同国のチームが同じリーグに入らないように考慮される(カントリープロテクション。特例出場の場合は考慮されない。2005-06の大会では特例で出場したリヴァプールは同じイングランドのチェルシーと同組になっている)。またグループA-Dを赤、E-Hを青とし、同じ国から2クラブ出場する場合はペア、3クラブ出場する場合は2クラブがペア、4クラブ出場する場合は2組のペアとし、ペア同士が同じ色のグループに入らないように抽選する(例えば同じ国からクラブYとクラブZが出場する場合、YがグループA-Dのどれかに入ればZは自動的にグループE - Hのどれかに入ることになる)。これは同国クラブの戦う曜日が被らないようにするために行われる。また、抽選後にコンピュータによりグループ内での序列を計算し、同国チームのホームとアウェーが被らないように調整する(序列1はAHAHHA、序列2はHAHAAHとなりH&Aが対になっている。序列3はAHHAHA、序列4はHAAHAHである)。同じ国から2クラブ出場の場合は1と2との対、もしくは3と4との対になるように調整し、4クラブ出場の場合でも同じ国内で同じ曜日にホームゲームが行われることはなくなる。ただし例外が2006-07シーズンにあった。このシーズンはロシアからCSKAモスクワとスパルタク・モスクワの2クラブが出場した。ロシアは気温が低いのでグループリーグの最終戦が行なわれる12月にホームゲームを避けるために両クラブが最終戦をアウェーで戦った(このためホームとアウェーを別々に行なえたのはグループリーグ全6節中2節だけになった)。なお同じく気温が低く2クラブ出場の可能性があるノルウェーのクラブが2クラブ出場する場合も同様の措置を採ることになっている(2005-06シーズンに可能性があった)。
決勝トーナメント1回戦ではグループリーグ1位のクラブと2位のクラブが当たるように抽選する。その際も同国のクラブ同士が対戦しないように考慮される。また、グループリーグで対戦したクラブとも当たらないよう考慮される。抽選はグループリーグ2位の8クラブの玉を入れたポット、1位のクラブについてそれぞれ複数の玉を入れた8つのポット、そして1位のクラブを抽選するための空のポットの計10ポットを用意して行われる。そして、まず2位のチームのポットから1チームを選び、前述の条件により対戦可能なクラブの玉を空のポットに入れて抽選することで組み合わせが決まる。この作業を8カード決まるまで繰り返す。
1回戦が終わると8クラブで再び抽選が行われる。準々決勝以降はカントリープロテクションは考慮されず、シード分けも行われない。従来はこれが最後の抽選で準々決勝および準決勝の組み合わせを決めていたが、2012-13シーズンより準決勝も抽選を行うようになった。
各クラブは、事前に選手のAリストとBリストを提出。Aリストは25名までで、以下の制限がある。
Bリストには、試合前日の24:00(中央ヨーロッパ時間)までに申請すれば、登録資格のある選手を無制限に登録できる。Bリストへの登録資格は、シーズン開幕21年前の年の1月1日以降に生まれた選手で、15歳の誕生日以降、継続して2年以上当該クラブに所属歴がある選手とする。 16歳の選手の場合は、2年以上継続して在籍していれば登録可能とする。
2016/17シーズンの例[7]。
これに加えて、「マーケットプール」という各国の広告やテレビ放映権料の割合による加算が行われる。2012/13シーズンの場合、ユヴェントスは上記の賞金の合計2050万ユーロに加え、マーケットプール4481万5000ユーロが加算され6531万5000ユーロとなる。これは優勝したバイエルン・ミュンヘンの賞金3600万ユーロ、マーケットプールの1900万ユーロ、合計5500万ユーロよりも多い[8]。
クラブ名 | 優 | 準 | 優勝年度 | 準優勝年度 |
---|---|---|---|---|
レアル・マドリード | 12 | 3 | 1956,1957,1958,1959,1960,1966,1998,2000,2002,2014,2016,2017 | 1962,1964,1981 |
ミラン | 7 | 4 | 1963,1969,1989,1990,1994,2003,2007 | 1958,1993,1995,2005 |
バイエルン・ミュンヘン | 5 | 5 | 1974,1975,1976,2001,2013 | 1982,1987,1999,2010,2012 |
バルセロナ | 5 | 3 | 1992,2006,2009,2011,2015 | 1961,1986,1994 |
リヴァプール | 5 | 2 | 1977,1978,1981,1984,2005 | 1985,2007 |
アヤックス | 4 | 2 | 1971,1972,1973,1995 | 1969,1996 |
インテル | 3 | 2 | 1964,1965,2010 | 1967,1972 |
マンチェスターU. | 3 | 2 | 1968,1999,2008 | 2009,2011 |
ユヴェントス | 2 | 7 | 1985,1996 | 1973,1983,1997,1998,2003,2015,2017 |
ベンフィカ | 2 | 5 | 1961,1962 | 1963,1965,1968,1988,1990 |
ノッティンガム・フォレスト | 2 | 0 | 1979,1980 | |
ポルト | 2 | 0 | 1987,2004 | |
セルティック | 1 | 1 | 1967 | 1970 |
ハンブルガーSV | 1 | 1 | 1983 | 1980 |
ステアウア・ブカレスト | 1 | 1 | 1986 | 1989 |
オリンピック・マルセイユ | 1 | 1 | 1993 | 1991 |
ドルトムント | 1 | 1 | 1997 | 2013 |
チェルシー | 1 | 1 | 2012 | 2008 |
フェイエノールト | 1 | 0 | 1970 | |
アストン・ヴィラ | 1 | 0 | 1982 | |
PSV | 1 | 0 | 1988 | |
レッドスター・ベオグラード | 1 | 0 | 1991 | |
アトレティコ・マドリード | 0 | 3 | 1974,2014,2016 | |
スタッド・ランス | 0 | 2 | 1956,1959 | |
バレンシア | 0 | 2 | 2000,2001 | |
フィオレンティーナ | 0 | 1 | 1957 | |
フランクフルト | 0 | 1 | 1960 | |
パルチザン・ベオグラード | 0 | 1 | 1966 | |
パナシナイコス | 0 | 1 | 1971 | |
リーズ | 0 | 1 | 1975 | |
サンテティエンヌ | 0 | 1 | 1976 | |
ボルシアMG | 0 | 1 | 1977 | |
クラブ・ブルッヘ | 0 | 1 | 1978 | |
マルメ | 0 | 1 | 1979 | |
ローマ | 0 | 1 | 1984 | |
サンプドリア | 0 | 1 | 1992 | |
レバークーゼン | 0 | 1 | 2002 | |
モナコ | 0 | 1 | 2004 | |
アーセナル | 0 | 1 | 2006 |
注1:前身のUEFAチャンピオンズカップ時代も含む。
注2:優勝年度及び準優勝年度は、優勝が決定した年を並べている。例えば、1955-56年度王者は1956年としている。
国・地域名 | 優 | 準 |
---|---|---|
スペイン | 17 | 11 |
イタリア | 12 | 16 |
イングランド | 12 | 7 |
ドイツ | 7 | 10 |
オランダ | 6 | 2 |
ポルトガル | 4 | 5 |
フランス | 1 | 5 |
スコットランド | 1 | 1 |
ルーマニア | 1 | 1 |
セルビア | 1 | 1 |
ギリシャ | 0 | 1 |
ベルギー | 0 | 1 |
スウェーデン | 0 | 1 |
注:前身のUEFAチャンピオンズカップ時代も含む。
クラブ名 | 数 | 達成年 |
---|---|---|
レアル・マドリード | 5 | 1956,1957,1958,1959,1960 |
アヤックス | 3 | 1971,1972,1973 |
バイエルン・ミュンヘン | 3 | 1974,1975,1976 |
ベンフィカ | 2 | 1961,1962 |
インテル | 2 | 1964,1965 |
リヴァプール | 2 | 1977,1978 |
ノッティンガム・フォレスト | 2 | 1979,1980 |
ミラン | 2 | 1989,1990 |
レアル・マドリード | 2 | 2016,2017 |
注1:前身のUEFAチャンピオンズカップ時代も含む。
注2:優勝年度は、優勝が決定した年を並べている。例えば、1955-56年度王者は1956年としている。
2016-17シーズン終了時点[11]
2016-17シーズン終了時点
監督として3度の優勝経験があるのはボブ・ペイズリーとカルロ・アンチェロッティの2名のみで、2度の優勝経験がある監督は17名いる。複数クラブでの優勝経験がある監督はカルロ・アンチェロッティ(レアル・マドリードとACミラン)、エルンスト・ハッペル(フェイエノールトとハンブルガーSV)、オットマー・ヒッツフェルト(ボルシア・ドルトムントとバイエルン・ミュンヘン)、ジョゼ・モウリーニョ(FCポルトとインテル・ミラノ)、ユップ・ハインケス(レアル・マドリードとバイエルン・ミュンヘン)の5名。選手・監督両方での優勝経験があるのはミゲル・ムニョス、ジョバンニ・トラパットーニ、ヨハン・クライフ、カルロ・アンチェロッティ、フランク・ライカールト、ジョゼップ・グアルディオラ、ジネディーヌ・ジダンの7名[15][16]。
大会出場全チームには、右袖に星をイメージした大会公式球をモチーフとしたロゴ(通称:スターボール)がつけられる。前シーズン優勝クラブだけは別で、紺地に公式球、また中央に○○/○○ CHAMPIONS(○○/○○には前シーズンの数字が入る)と書かれたバッジが付けられる。
また、クラブによって、選手は各国リーグ戦で用いているユニフォームとはスポンサーやデザインが異なった欧州カップ戦用ユニフォームを着用することがある。例えばバイエルン・ミュンヘンは、リーグ戦のユニフォームは赤であるが、チャンピオンズリーグでは異なる色がホームユニフォームの色である。
青地に優勝トロフィーと優勝回数が描かれた楕円形のバッジを左袖につけているクラブが存在する。このバッジをつけることができるのは、後述のビッグイヤーの永久保持を認められたチームのみである。
2002-2003年大会以降はアディダスの「フィナーレ」(en:Adidas Finale)が使用されている。公式ロゴの「スターボール」同様に表面に星をデザインした模様がプリントされ、その配色は大会ごとに変えられる。
優勝カップはビッグイヤーと呼ばれる。優勝トロフィーの把手の形が大きく耳の形に似ていることからついたものである。
現在のトロフィーは高さ73.5cm、重さ8.5kgである。初代から数えて7代目であり、現在のデザインになってからは6代目である。2015年に製作された。
それまでのトロフィーは小ぶりなものだったが1967年、5連覇を果たしたレアル マドリードにオリジナルのトロフィーが渡されたのをきっかけに、当時のUEFA事務局長ハンス・バンゲルターがデザインを一新することを決めた。現在のデザインはベルンの鋳物職人、ユルグ・シュタデルマンが本体の鋳物作業を行い、彫刻家のフレッド・ベニンガーが仕上げを施して完成させた。製作には340時間掛かった。
3連覇もしくは5回の優勝で永久保持が許される。
永久保持が認められたクラブ:
大会がUEFAチャンピオンズリーグに変更された1992年以降はテーマ曲「UEFAチャンピオンズリーグ賛歌(UEFA Champions League Anthem)」が使われている。ヘンデルの「司祭ザドク(Zadok the priest)」のメロディをベースに、イギリス人トニー・ブリテンが作詞とアレンジを加え創り上げた。 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏、セント・マーチン・アカデミー合唱団の合唱をレコーディングしたものが試合開始前や、テレビ中継開始時やハーフタイムのCMに移り変わる時、終了時に流される。
UEFAの公式言語である英語、ドイツ語、フランス語によって、荘厳と熱狂とを併せ持って歌われるサビは、そのシンプルながら美しいメロディとも相まって、これから始まる試合に対する選手やファンの興奮と期待をかき立てるのに一役買っている。
なお、本賛歌のオリジナルバージョンは、二つの短いヴァースとコーラスからなる3分程の曲であるが、商業ベース(CD等)でリリースされたことは今まで無い。試合開始前やテレビ中継において流されるのは、後半の「Ils sont les meilleurs…」以下のコーラス部分をアレンジしたものである。
Ils sont les meilleurs(フランス語:彼らは最高だ)
Sie sind die Besten(ドイツ語:彼らは最高だ)
These are the champions(英語:彼らがチャンピオンだ)
Die Meister(ドイツ語:道を極めし者)
Die Besten(ドイツ語:最高の者)
Les Grandes Equipes(フランス語:偉大なチーム)
The Champions(英語:それがチャンピオン)
2009年よりコナミデジタルエンタテインメントと独占契約を結んでおり、2016/2017シーズン現在、コナミは2019年シーズンまでの独占ライセンスを保持し[17]、同社発売のサッカーゲーム「ウイニングイレブン」(海外版はPro Evolution Soccer)シリーズにUEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグ [18]、UEFAスーパーカップ[19]を再現したモードが搭載されている[17]。
タイトル | 発売年 | 発売元 | プラットフォーム |
---|---|---|---|
European Club Soccer シリーズ | 1996年 - 1997年 | Krisalis Software | メガドライブ、PC |
World League Soccer シリーズ | 1998年 - 2001年 | Silicon Dreams Studio | PlayStation 2 |
UEFA Champions League 2004–2005[20] | 2005年2月[20] | EA Sports Canada | Microsoft Windows、PlayStation 2[20] |
UEFA Champions League 2006–2007[21] | 2007年3月22日[21] | EA Sports Canada | Microsoft Windows、Xbox 360、PlayStation Portable、PlayStation 2[21] |
ワールドサッカー ウイニングイレブン 2009[22] | 2008年11月27日(日本国内版) | コナミデジタルエンタテインメント | PlayStation 2、PlayStation 3、PlayStation Portable、Xbox 360、Wii |
ワールドサッカー ウイニングイレブン 2010[23] | 2009年11月5日(日本国内版) | コナミデジタルエンタテインメント | PlayStation 2、PlayStation 3、PlayStation Portable、Xbox 360、Wii |
ワールドサッカー ウイニングイレブン 2011[24] | 2010年10月28日(日本国内版) | コナミデジタルエンタテインメント | PlayStation 2、PlayStation 3、PlayStation Portable、Wii |
ワールドサッカー ウイニングイレブン 2012[25] | 2011年10月6日(日本国内版) | コナミデジタルエンタテインメント | PlayStation2、PlayStation 3、PlayStation Portable、Wii、Nintendo 3DS |
ワールドサッカー ウイニングイレブン 2013[26] | 2012年10月4日(日本国内版) | コナミデジタルエンタテインメント | PlayStation 3、PlayStation Portable、Wii、Nintendo 3DS |
ワールドサッカー ウイニングイレブン 2014[27] | 2013年11月14日(日本国内版) | コナミデジタルエンタテインメント | PlayStation 3、PlayStation Portable、Nintendo 3DS |
ワールドサッカー ウイニングイレブン 2015[28] | 2014年11月11日(日本国内版) | コナミデジタルエンタテインメント | PlayStation 4、PlayStation 3、Xbox One |
ワールドサッカー ウイニングイレブン 2016[29] | 2015年10月1日(日本国内版) | コナミデジタルエンタテインメント | PlayStation 4、PlayStation 3 |
ウイニングイレブン 2017[30] | 2016年9月15日(日本国内版) | コナミデジタルエンタテインメント | PlayStation 4、PlayStation 3 |
チャンピオンズリーグの中継映像はUEFAが統括した上で、試合ごとのホスト局が中心となって制作される。これらの中継におけるスケジュールはフォーマット化されており、放映権を持つテレビ局に配信される。ホスト局は海外メディアが現地中継を行うための放送席用の機材の準備なども担当する。
また、放映権を持つテレビ局はミックスゾーンでの選手インタビューを行うことができる。
放送局 | 予選 | 本選グループリーグ | 本選決勝トーナメント | 決勝 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
スカパー! | プレイオフのみ5試合程度生中継 | 全試合中継 (各節8試合以上生中継) |
全試合生中継 | 生中継 | 日本におけるメインライセンス保持。 J SPORTSでの生中継試合はスカパー!・J SPORTS共同制作となり、スカパー!での録画中継でも放送される |
J SPORTS | 放送なし | 各節数試合中継 (うち1試合以上生中継) |
一部録画中継 | 録画中継 | スカパー!からのサブライセンス。J SPORTSでの録画中継はスカパー!制作のものを放送 |
フジテレビ | 放送なし | 一部録画中継 | 一部録画中継 | 生中継 (FNS全国ネット) |
スカパー!からのサブライセンス。決勝以外は原則として関東ローカル |
優勝チームはトヨタカップの出場権を獲得することもあって、かつては決勝のみ日本テレビで放送されていた。
本格的に放送されるようになったのは、スポーツ・アイ ESPN(J sports 3の前身)で1996-97シーズンより。翌1997-98シーズンよりWOWOWが放映権を獲得した。BSデジタル放送開始から、各節最大4試合生中継(アナログでは2試合生中継、2試合録画中継)、木曜の夜に1試合録画中継したが、それ以外の試合は中断期間まで待つ必要があった。
地上波では、TBSが放映権を獲得。毎節最大2試合放送したが、全国放送ではなく、ローカルセールス枠での扱いであり後番組の時間変更ができなかったため、決勝戦でも延長・PK戦となった場合(2度)は途中で放送を打ち切らざるを得なかった。
WOWOWとの契約最終年だった2003年4月にスカパー!(現・スカパーJSAT)、J SKY SPORTS(現・J SPORTS)、フジテレビの3社が放映権獲得を発表した。
2003-04シーズンより、スカパー!ではパーフェクト・チョイス(現スカチャン)、J SPORTSで毎節8試合以上生中継を行い、決勝トーナメント以降は全試合生中継となった。録画中継となった試合でも最長で24時間以内に放送されている。スカイパーフェクTV!110(現・スカパー!e2)ではJ SPORTSで放送される試合以外視聴できなかったが、2004-05シーズン途中よりスカチャン!110(現・スカチャン)で放送開始。2006-07シーズンからはスカチャン!ハイビジョン(現・スカチャンHD800)、2007-08シーズンからはJ sports 4(ハイビジョン)でハイビジョン放送が開始されている。
フジテレビでは、毎節1試合の放送に加え、マガジンプログラム、ダイジェスト放送を行っているが、全国放送は決勝のみである(決勝戦はネットセールス枠扱いであり、試合が延長・PK戦になった場合めざましテレビの放送時間を短縮・ずらしをして行う場合がある)。
2006-07シーズンより、スカパーが単独で放映権を獲得、J SPORTS、フジテレビへはサブライセンスを行う形となった。スカパー!は全試合中継を実施し(予選はプレーオフのみ一部をセレクトして放送。予選リーグは1日に8試合行われるうち、J SPORTSとあわせて6試合程度生中継し、残り試合は録画中継する。決勝リーグは全試合生中継)、J SPORTSとフジテレビは一部をセレクトして放送する。
2009-10シーズンからは、ダイジェスト番組が日本テレビで放送されている(試合中継、マガジンプログラムは引き続きフジテレビで放送)。マガジンプログラムはUEFA制作のものをフジテレビとスカパー!が放送。フジテレビ版とスカパー!版はそれぞれが日本語化するため言い回しなどが微妙に異なる場合がある。
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